休んでもいいじゃない。

   先日、神経内科部長という素敵な先生とお話をしていたところ
   とてもお疲れで、如何致しましたか?と聞くと前向きな方なのに
   珍しくもう最悪。やめるかもしれないと口から零れてビックリしました。
   どうされたのかと聞くと、医師が足りないと。
   そこで初めて知ったのですが、こんなにも日本は医者が多いにも関わらず
   神経内科の専門医は200人ちょっとしかいないそうです。
   そしてその方の勤めている病院には神経内科医が2人で
   現在抱えてる患者さんが3000人と・・・・・・・
   それはそれは疲れていました。
   日本にはそんなに神経の病気を抱えた方がいるのですかと訊ねると
   脳にも関わるし、事故の後遺症、病気のほかに
   高齢者の痴呆なども神経内科の括りになるんだと。
   それは今の日本社会では膨大な数ですね。
   想像しかできませんが心中お察しいたします。と告げると
   息を吐くと同時にため息の笑いを見せてくれました。
   彼はとても紳士で、アメリカから来ているだけにとてもオープンで
   前進的な治療と活動的な自己の仕事に取り組んでいる人です。
   いつも、私に前向きに、ポジティブにと肩を叩いてくれるのですが
   今回は疲労の面影しか見当たりません。
   そこで、私はマーフィーの法則って凄いですね。
   何冊も似たような別の本でも同じこと書いてあるんです。
   そして、今日3冊心理学の本を借りてきたら、全て著者も
   発売元も違うのに日本語版マーフィーの法則で
   言葉を違えて表現をしているけれど、前向きな考えは
   ポジティブなイメージングだと。
   どんな答えを返してくれるのかとドキドキして、どうなんでしょうね?と
   聞くと、『答えは簡単で、それしかないんだよ。だからマイナスのイメージではなく
   プラスのイメージでが全てで、どう読み手に伝えるか?ってだけなんだな。
   俺は今、最悪だけどな。でも何故最悪なのかの原因がわかってるから
   イメージより先に改善だな。』と日に焼けた顔で目を細めて
   力弱くハッキリとした声で答えてくれました。
   そのアンバランスさに思わず笑みが零れて仕事に戻ってきました。

   少し休んでいいんじゃない?と牛乳飴を渡すと嬉しそうに笑って去って行きました。

   早く彼にゆっくりしたなぁ〜という言葉が口から吐いて出ますように^^


   AKIHIRO



   ♪ごめんなさい  ♪したじき


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